2018/12/27 19:23

先日は山仕事

私達がやっている山のお手入れ方法は様々!

蜂の巣箱が置いてあるところがジメジメしないように水はけを改善したり
空気と水の通り道を作って大地や木々が呼吸しやすくなるように
穴や溝を掘ったり
竹薮笹薮を切って、陽の光を通し、消し炭を作って土に返したり
木の間伐をしたり

環境やタイミング、どのくらいくらい手がかけられるのか等考慮し、ベストな方法を選んで行っています。

今回は杉、檜の人工林でのきらめ樹と呼ばれる皮むき間伐の選木作業!



昔の人が一生懸命植えた杉、檜がその後手入れされることなく 日光が差し込まれずに真っ暗な山になっている所が多くあります。
真っ暗な人工林は
植生の多様性
土砂崩れ
保水力の低下
海に栄養(フルボ酸鉄)が運ばれにくい

など問題点が沢山!
もちろんミツバチの健康にも蜂蜜が採れる量にも影響大!(この辺は今度じっくり)


そんな人工林のお手入れをみんなで楽しくやろう!
と広める活動をしている森の蘇り
当時2歳の息子も
還暦の両親もみんなで楽しくきらめ樹(皮むき間伐)して、山を明るく、豊かに元気にする事が出来るのです(* ॑꒳ ॑* )⋆*

きらめ樹については今度じっくり。
気になる方は
#きらめ樹
#森の蘇り
で見てみてください ´ω` )/



皮むきは、木が養分を吸い上げる温かい時期しか出来ないのですが、この時期はミツバチ仕事も大忙し!
なので、冬の間にどの木を残すかどの木を間伐するのかの選木作業。
数年先の未来を想像しながら、丁寧に選木。
同じタイミングで植樹されたのに
すっごく大きい木は何がそんなに有利な環境だったのか
あー!だからこの木はひょろひょろなのね!と色々観察しながらの作業はとっても楽しい!


実はこの山
同じ勝浦ですが、中林養蜂から離れていて
ミツバチも飛んでこれないような場所なんです。(ミツバチの行動範囲は巣箱から2キロ圏内)
なので、中林養蜂的にはすぐにメリットがあったり、直接関係のある場所ではないのですが
この活動を通して、山の現状やミツバチの現状などを多くの人に知ってもらえたり、じわじわと広がっていくことが、結果的に山の豊かさや海の豊かさを取り戻していく近道だと考えて行っています。
私達だけでやれる事には限りがあるし、ゴールは見えていても長い長い道のりですからね('∀`)!

暖かくなったら皆で学んで作業する機会をまた作ると思うので
是非みんなで一緒に山に行きましょう(*¯︶¯♥)